飯伏がBCに苦言『BCに巻き込まれている…』
飯伏がBCに苦言『BCに巻き込まれている…』
新日本プロレスに出場している飯伏幸太が29日最近の心境をつづるTwitterを更新した。
今、毎日毎日よく考えてるがなぜかBCに巻き込まれている。試合が始まったら試合を全力でしてほしい。それまでに対戦カードは決まっているのだから…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年3月28日
誰が誰かもわからない。それは試合の外でやってほしかった。久々に窮屈な世界だなと思った。プロレスをたくさん知ってもらいたいという夢とは遠ざかる
今年1月にバレットクラブ(Bullet Club 以下、BC)の内紛によりケニーが孤立したところを救出にきた飯伏。そこで劇的に復活したゴールデン☆ラバーズだが、飯伏自体はBCに加入したわけではなく、どのユニットにも所属していない。
2・24後楽園ホール大会ではCody、スカル組と対戦し、息のあった連携にファンの胸を熱くさせた。試合後のインタビューでもケニー・オメガのこれまでのヒールっぷりからは想像できないくらい浮かれまくり、いちゃつく2人だったがそれだけ新しいゴールデン☆ラバーズの可能性が見えたのだろう。
そして、久しぶりのコンビとなった先日3・26ロス大会ではヤングバックスと対戦。ケニー・オメガが必殺技の「片翼の天使」を決定的な場面でちゅうちょするなどの行動が見られ、30分超の激戦となった。試合後、飯伏は消耗が激しく脳しんとうの疑いがあるとしてインタビューに応えずに控室に戻った。
シングルではこの間のNJC2回戦で敗退。タッグでのケニーはゴールデン☆ラバーズのこれからというよりBCのこれからに気持ちがいっている感がある。
以前飯伏は、ゴールデン☆ラバーズを復活させたことについてこう語っていた。
「新しい始まり。今のヘビー級の2人が組んだらどうなるのか、楽しみではある。これ以上ない最高のタッグチームだと思うけど、3年の空白でかみ合うのかかみ合わないのか。やってきたことが違いすぎて、タッグでどうなるのかという気持ちもあります」
ケニーとのコンビ復活を純粋に楽しみにしていた飯伏にとって、BCの抗争に付きあわされて「ゴールデン☆ラバーズ」としての試合に集中できない状況に不満をつのらせているようだ。
次回のゴールデン☆ラバーズでの試合は、4・1両国サクラジェネシス(SAKURA GENESIS)大会で、Cody・ハングマンペイジ組との対戦が決まっている。はたして、BCのしがらみを気にせずに、ゴールデン☆ラバーズとしての新しいプロレスを見せることができるのだろうか。