『うっかり王子』棚橋は、時代も「うっかり」取りこぼしてしまうのか?
『うっかり王子』棚橋は、時代も「うっかり」取りこぼしてしまうのか?
https://twitter.com/njpwworld/status/988750725122482177
5.4福岡でのIWGP戦に向けて、白熱していくオカダと棚橋の両者。しかし、連続防衛12回という新記録がかかった一戦なのに、イマイチ盛り上がらない状態です。
オカダVS棚橋という黄金カードはもう使い古されてしまったのか?
そもそも、対戦が決まった時点で大方の予想はオカダの防衛が圧倒的でした。本来であれば、シリーズを通して予想を裏切っていくことで最終戦への期待が高まっていくはずが、試合を重ねるごとに実力差が歴然としてしまっている状況です。
4.24後楽園ホールの試合後にはついに棚橋から、
「手も足も出ねぇよ……」
新日本プロレスより
「シンデレラみたいでもいいから、魔法使いが現れて、5月4日の12時まで解けない魔法をかけてください」
新日本プロレスより
とこれまでのエースからは想像もできないくらい弱気な発言。
そんな不甲斐ないエースにさすがのオカダも
「ふざけてるとさっさと終わらせてやんぞ、この野郎!ああ?いつまでもな、ふざけた試合してんじゃねえよ、この野郎!わかんねえかな?ここまでやってもわかんねえかな?わかんねえなら欠場しとけ!」
新日本プロレスより
と、イラ立ちを隠せないでいます。
スランプに陥った満身創痍のエースは、オカダを倒すことができるのでしょうか?
2年ぶりの対戦
2016年の1.4ドーム大会以来、今回のカード2年ぶりとなります。
二人の初対決は2012年のオカダ凱旋帰国からのIWGP戦。それから計7戦してきました。
これまでの試合は、オカダの挑戦をエースとして棚橋が受ける形で行われてきました。そこには、オカダが「エース超え」を果たして、「次世代のエース」として認められるための図式がありました。
過去の対戦成績については、サブコンシャスさんのブログによくまとめられています。
こちらをどうぞ
http://subcon.hatenablog.com/entry/2015/10/14/151713
2016年の1.4でオカダが勝って防衛し現在4勝3敗とオカダの勝ち越し中。
その後の2年で、チャンピオンとして防衛戦を重ねてきたオカダ。ついにきたV12戦。
新記録樹立の前に立ちはだかったのは「エース棚橋」。
たしかにストーリー上はうってつけだが、今の棚橋に資格があるのか?というと疑問符がついてしまう現状。新日本のエースとして名実ともにひっぱってきたのはオカダの方です。
これまでオカダが言ってきた「IWGPは遠いぞ」は、逆にエースに問われる状態です。
エースに勝ってほしい
私は棚橋のことは正直なところ好きじゃない。
Twitterでもカバンの中にプロテインやらパウダーをうっかりこぼしまくって、天然ボケの感じ。女性ウケは良いんだろうが、私は好きではない。
ただ、柴田じゃないがこれまでのプロレス暗黒期の新日本プロレスを支えてくれたこと、それを脱出できたのは棚橋がいたからこそだと思います。
そのおかげで私の暗黒期も脱出できました。とても感謝しています。
このまま「オカダ一強」の状態が続いてしまうと、マンネリ化してしまいファン離れにもつながってしまいます。
プロレス全体が盛り上がってほしい私としては、今回は棚橋にぜひ勝ってもらいたい。
福岡大会はぜひ「愛してまーす!」で締めてほしい。
うっかりこぼすなよ!
棚橋選手にはまだ終わってほしくない。
くしくもライバル中邑はWWEで絶好調に輝きWWEのエースになろうとしています。レジェンドレスラーになるには、まだ早い。
大切なところは「うっかり」こぼさないで、新日本プロレスのトップレスラーとして君臨していてほしい。
決意新たに。 pic.twitter.com/QrLX9vykCW
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) 2018年4月13日